このたび、KYOTO ART MAP初の試みとして15軒のギャラリーによる合同展「裏・ アートマップ」を開催いたします。
 KYOTO ART MAPは、1998年、地図を片手に10数軒のギャラリーを周遊し現代美術 に親しんでいただくイベントとして始まりました。開催年の5月の2週間、KYOTO ART MAPでは、各ギャラリー独自の視点による現代美術の個展・グループ展をはじめ、その年々の話題や課題をめぐるシンポジウム、交流会等を開催してまいりました 。

 この間、多くのご協力者のもと、KYOTO ART MAPは、恒例イベントとして広く知っ ていただくことができました。そして、2000年以降、隔年開催といたしましたが、私 ども京都アートマップ実行委員会は、通年の会合を通じて積極的な情報交換を行い、現代美術がより社会に根付くようさまざまな努力を重ねてきました。

 今、現代美術と呼ばれる多層的な表現は、商業、教育、地域社会活動の中で、人々とますます密接な関係を持ち始めました。個々の現代美術作品は、そういっ た関係性や時代を反映する貴重な証言者です。そして、私ども京都アートマップ 実行 委員会は、時代や人とともにある現代美術をテーマにし、各々に独自の歩調で時 代に 寄り添ってきたギャラリーの集まりなのです。

 展覧会「裏・アートマップ」では、各々の参加ギャラリーの姿勢をご紹介し、現代 美術ギャラリーが連動することの意義をお伝えしたいと考えています。各ギャラ リー が思いを込めてご紹介する作品の数々、個々のギャラリーやKYOTO ART MAPの変遷を示す資料をごゆっくりご鑑賞ください。

京都アートマップ実行委員会